訪問日:2024年7月18日(木)
仙台一美味しいづんだ餅が食べられるお店
仙台に行ったら牛タンと同じくらい食べたかった「づんだ餅」。私はいままでずっと「ずんだ」だと思っていたんですが、正式には「づんだ」と表記するのが正しいそうで、豆を打って潰すという意味の「豆打(づだ)」が訛ったのが語源だそうです。
食べたことない人は「づんだって何?!」と思うかもしれないので説明します。づんだとは、ゆでた枝豆をすりつぶしたもののことで、砂糖や塩で味を整えて餅や団子に絡めたりしたものがずんだ餅です。
枝豆・砂糖・塩だけしか材料が入っていないと知り驚きました。シンプルな材料で、こんな美味しいなんて凄いです。
そんなづんだ餅を食べられる名店「村上屋餅店」を食べログから発見。なんと★3.72の高評価&百名店です。先祖代々、伊達家御用達の菓子司をしてきたという歴史があり、明治10年(1877年)におもち屋さんとして創業したのが「村上屋餅店」です。「づんだ餅の発祥の店」と言われています。
東日本エリア・2020年スイーツ百名店のメダルと2023年甘味処百名店のパネルが飾られていました。ずっと気になっていたお店なので、実際に訪れることが出来て嬉しかったです。
たくさんの有名人のサイン色紙がある!
たくさんの有名人のサインが飾って有りましたが、中でもやっぱり有名なのは宮城県出身のお笑い芸人、サンドイッチマンのお二人ですね。伊達みきおさんは伊達政宗の遠縁とも言われているそうなので、まさに縁のある有名人ですね!
「村上屋餅店」のお品書き
こちらが和菓子のお品書きです。一番人気は三色餅のようですが、私はづんだが大好きなのでづんだだけを食べたくて、づんだオンリーのづんだ餅をセレクトしました。
夏はこちらの通常メニューに加えてかき氷もやっていました!実際にお店でかき氷を食べている方も見ました。気になりましたが、やはりづんだ餅を食べに来たので今回はスルーしました。
実際にオーダーした和菓子
「づんだ餅」_790円(私のお目当て)
席でオーダーしてから5分も経たないうちに、づんだ餅が運ばれてきました!!写真だと分かりにくいですが、丸いお餅が3個入ってづんだにまぶされています。お餅はつきたてを提供しているそうで、既製品のづんだ餅とは比べ物にならないくらい柔らかいです♥さすがお餅屋さん!
元々づんだ餅が大好物でしたが、「これが本場・仙台に来ないと食べられないつきたてのづんだ餅なんだ〜!!」と思って感動しました。お餅のもっちもち感が堪らないです。甘さは思ったよりも控えめで、クリーミーで滑らかな舌触りでした。
「三色餅」_840円(友人オーダー)
そしてこちらが友人がオーダーしていた一番人気の三色餅です。味は左から「ごま」「づんだ」「くるみ」です。味が混ざらないように3個所に分かれて提供されます。見た目は確かに三色餅のほうが華やかですね!(笑)
お箸以外にスプーンも付いていて、残りのソースを最後まで堪能できるように配慮されています。くるみのソースを少し貰いましたが、香り豊かで濃厚なくるみの味がして、こちらもづんだに負けないくらい美味しかったです。
仙台で飲んだ「ずんだシェイク」について
ここからは「村上屋餅店」から少し離れてしまいますが、”ずんだ繋がり”という事で仙台で飲んだずんだシェイクについて記載します。
社会人になった頃(2014年頃、約10年前)に会社に仙台出身の愉快なおじさんが居て、その人からよく仙台の魅力を聞かされていました(笑)
その人が「仙台にはずんだシェイクっていう美味い飲み物があるぞ〜」と言っていて、「買ってきてくださいよ〜」とお願いすると、「ナマモノだから無理」と言われていました。「そっか〜、現地に行かないと買えないのか〜」と思っていた事を思い出し、10年越しに仙台でずんだシェイクを飲むことが出来ました!
仙台駅の新幹線改札を降りてスグにずんだのお店が二店舗あり、どちらが良いか迷ったので友人と1個ずつ買って味比べをしてみました。
右が喜久水庵(井ケ田)の「飲むずんだ」、左がずんだ茶寮の「ずんだシェイク」です。喜久水庵のほうがミルク感が強くて、ずんだ茶寮のほうはずんだ感が強くて飲み比べると味に違いがありました!どっちも美味しくて好みの問題ではありますが、私はずんだ感強めのずんだ茶寮が好きでした♥
松島に寄った際に、ずんだ茶寮の大きなずんだシェイク像があったので記念写真!
ちなみに私の住む街、池袋にも宮城県のアンテナショップがあって、実はここでもずんだシェイクが飲めます(笑)「仙台に行かなくてもこんな身近にあるんだ!」と思っていたんですが、なんと2024年秋頃にクローズ(移転)してしまうとのこと。とっても残念です。
宮城県のアンテナショップが池袋から撤退してしまう前にずんだシェイク飲みに行きます!
余談ですが、どのずんだシェイクもやっぱりストローはグリーン(ずんだ色)なんですね♥
「村上屋餅店」店舗基本情報
店名 | 村上屋餅店 |
住所 | 〒980-0023 宮城県仙台市青葉区北目町2−38 |
アクセス | 地下鉄 五橋駅 徒歩5分 ※五橋駅から533m JR仙台駅 徒歩20分 |
営業時間 | 水・木・金・土・日 09:00 – 18:00 |
定休日 | 月・火 |
支払方法 | 現金のみ |
座席数 | 12席(4人掛けテーブル2席、2人掛けテーブル2席) |
おわりに
いかがでしたでしょうか?仙台名物づんだ餅を食べるなら、1877年に創業したづんだ餅発祥の「村上屋餅店」がオススメです。私が行った木曜日の夕方は、運良くまったく待ち時間なく入る事が出来ました。
づんだ餅や他の和菓子の賞味期限は当日中とのことなので日持ちはしませんが、仙台に立ち寄った際は是非こちらのお店を訪れてみてはいかがでしょうか。