【弘前】フレンチ激戦区!青森県産食材を使った「ポルト・ブラン」でフレンチランチ♪

*国内旅行*

訪問日:2025年4月27日(日)

青森県・弘前市で有名なものについて

 2025年のGWに彼氏と青森旅行に行ってきました!もともと青森県にはそんなに興味は無かったものの、長年「桜が咲く時期に青森県の弘前公園ひろさきこうえんの桜が見たい!」と思ってきたので、今年その夢が叶いました!

弘前城と桜
弘前城と桜

 弘前市は弘前城を含む弘前公園が桜の名所の他、青森県内でもりんごの名産地です。そして明治時代に西洋文化を積極的に取り入れ、洋風建築が増えた事に伴いフランス料理店も増えました。なのでフレンチのお店が多い事で有名です。

今回の旅は私にしては珍しく、一切予約をしないフリープランで観光をしてきました。その際に弘前で行ったフレンチレストランをご紹介します。

新青森駅から弘前駅までのアクセス

 東京から新青森駅までは東北新幹線で約3時間の道のりです。その後、JRの在来線で新青森駅から弘前駅までは電車で約30〜50分程度のかかります。(電車の乗る時間帯によって所要時間は変動します。)

 この時期は弘前公園の桜がピークに咲いているので、2両編成のJR在来線もかなり混んでいました!青森駅から乗ったら座れたかもしれませんが、私達は新青森駅から乗ったので30分以上立ったままの移動でした。(彼氏と喋っていたので、意外とあっという間に到着)

乗客の方は意外と外国人が多くてびっくり!青森まで観光に来るなんて通ですね。

 弘前駅から弘前公園までは徒歩30分かかるそうなので、歩くのはちょっと大変かもしれません。なので、レストランに行く時も弘前公園までバスに乗ってから歩いて行きました。

弘前駅に着いたら、弘前公園までは臨時のバス(弘南バス)が運行しています。一見無料のシャトルバスなのかなと思いきや、きちんと有料(片道130円)でした!(笑)バスだと約10分程度で弘前公園まで到着します。

支払いはSuicaのタッチ決済が使えるので、ピッとタッチして終わりです。外国人の方は支払いに手こずっている印象だったので、急いでいる時等は要注意です。

1995年創業!弘前にあるフレンチレストラン

 私が「弘前市ってフレンチが有名らしいから、ランチにフレンチ食べよ〜?」と言って、彼氏が何件か電話をかけてくれたり、近くのお店に訪問したりしてみました。

ですが、桜の時期なので予約でいっぱいと断られること3軒ほど。これは「ランチ難民になるかも?!」と焦っていたら、彼が電話してくれた先のフレンチがなんと空いていました!!なので無事にフレンチを食べることが出来ました!あ〜〜良かった♡電話してくれた彼に感謝いっぱいです。

HPを確認したところ電話で当日予約も可能とのことなので、私達みたいに当日に空きがあれば入れちゃいます!!

「ポルトブラン」の外観
「ポルトブラン」の外観

 今回訪れたお店の名前は「ポルトブラン」です。食べログ評価は★3.57と高評価店です。こちらのお店は1995年創業のフレンチレストランで、青森の豊かな食材を多彩なメニューで提供しています。2025年で創業30周年となり、弘前で歴史のあるレストランです。

外観は不安ですが、味は美味しいので是非!
外観は不安ですが、味は美味しいので是非!

 写真の通り外観はかなり年季が入っていて、「ここで合ってる?大丈夫?」とやや不安になりました(笑)でも事前にネットで調べていた候補の1つであるし、きっと大丈夫なはず。お店の前にはメニューが貼られていて、白いドアを開けると階段があり、2階に上がるとレストラン入り口となります。

お店は普段日曜日定休なのですが、弘前公園で桜まつりが行われている期間は特別に営業されているとのことで、予約受付て貰えました。予約がない方は入店不可と書かれていたので、彼氏が電話してくれたおかげで入店することが出来ました!嬉しい〜〜〜♡

「ポルトブラン」の店内の様子

 フレンチと聞くと、「ドレスコードがあるのかな?」と形式張ったスタイルを想像しますが、こちらはとてもカジュアルなお店で、どんな服装でも大丈夫な気軽に入れるお店でした。

他の弘前フレンチのお店の内観も写真を見てみたんですが、東京にあるフレンチと比べちゃうとイメージが違うかもしれないです。ポルトブランの外観はさておき、内観は可愛らしくて良かったです。

カジュアルな店内の様子
カジュアルな店内の様子

 店内はワンフロアで座席は全22席だそうです。店内の広さに対してテーブルは少なめで、ゆったりと配置されている印象がありました。

私達は直前予約だったので、店内一番端っこの席でした。最初に私が店内奥のトイレや段ボールが積まれている所が見える位置に座っていたんですが、彼氏が気を遣ってくれて「こっちの座席と交換する?」と提案してくれたので、店内が見渡せる側の席に交換してもらいました。

「細かい部分に気づいて配慮してくれる姿勢が素敵だな〜」と、改めて彼を尊敬しました。

ランチメニューについて(コース)

  • コースA…プチオードブル、メイン料理が魚か肉のどちらか1品のシンプルなコース 1,900円
  • コースB…お得なフルコースの半分の量。魚料理と肉料理が1皿にまとまっているのが特徴 2,300円
  • コースC…シェフのおまかせフルコース 3,600円
  • 今月のおすすめランチ…青森の食材を生かしたオリジナルフレンチコース  2,900円
ランチメニュー コースかアラカルトから選べます。
ランチメニュー コースかアラカルトから選べます。

 実はランチメニューに関して、どれにするかかなり悩みました!私も彼も今月のオススメランチ_2,900円にしました。

イマイチわからなかったので店員さんに聞くと、ここに書いていないメニューなども出てきて最後まで色々と迷いました。選択肢が多すぎると1つに選べない現象ですね。

ドリンクメニュー
ドリンクメニュー

 また、なにかドリンクを頼みたかったので★オススメのマークが付いている「スチューベン(津軽のぶどう)ジュース」_600円をオーダーしました!赤ワインのようなぶどうジュースなんだそうです!

実際にオーダーしたメニュー

スチューベン(津軽のぶどう)ジュース_600円

津軽地方のぶどうジュース「スチューベン」
津軽地方のぶどうジュース「スチューベン」

 「スチューベン」というぶどうは初めて聞きました!果物の女王「ぶどう」の中でも群を抜いて甘く、ポリフェノールを多く含む「スチューベン」はニューヨークの農業試験場で生まれた品種で、緯度が同じで気候が似ていることから青森県の津軽地方で作られるようになったそうです。

ワイングラスに入って出てきたので赤ワインみたいで、氷が入っているのが不思議!確かにぶどうの味が濃くて甘いぶどうジュースで美味しかったです。旅行中はご当地の物を食べたい・飲みたいと思っているので、これはオーダーして良かったです♡

オードブル盛り合わせ

オードブル盛り合わせ
オードブル盛り合わせ

 まずは前菜の持ち合わせが運ばれてきました。左上が津軽鶏のロール香草風味、右がサラダ、下がじゃがいものキッシュです。小さいサイズのホタテのサーモン巻きもあったのですが、それは彼の方に提供されていました。(私達が途中で席を変わったから、混乱させてスミマセン)

温かいキッシュがこの中だと一番美味しかったです。フランスに行った時、カフェでキッシュ食べたな〜と懐かしい気持ちになりました。ホタテのサーモン巻きはどちらも好きなシーフードなので期待しましたが、あまりにも小さい一口サイズで小さすぎてちょっと残念でした。

パンとバター

パンとバター
パンとバター

 その後、温かいパンとバターが提供されました。チーズっぽい見た目ですがバターです。パンはコースにつき1個提供されるようです。おわかりはありませんでした。

りんごの冷たいスープ

りんごの冷たいスープ

 オードブルやパンは、正直普通の印象だったんですが、この「りんごの冷たいスープ」がとっても美味しかったです!!!冷たいスープより温かいスープが好みなので注文を迷いましたが、りんごの冷たいスープの前評判も良かったので、こちらをオーダーして大正解でした♡

食べログの口コミには「フルーチェみたい!」と書いている人が居て、確かにその通りでフルーチェをもっと高級にした感じでした。とろっとしたテクスチャーでりんごの味がしっかりして、とっても美味しい。これは弘前フレンチならではの味わいで大満足でした。スープの器の下にドライフルーツのりんごも添えられていました。

このスープはポルトブラン名物なので、是非オーダーして味わってみて欲しいです。

ふかうら雪人参のクリームスープ

ふかうら雪人参のクリームスープ
ふかうら雪人参のクリームスープ

 こちらは彼が頼んでいた「ふかうら雪人参のクリームスープ」です。少し味見させてくれました!「ふかうら人参」は青森の寒さの中で育った野菜とは思えないフルーティーな甘さが特徴の人参です。

昔テレビで特集されていたのを見たことがあるかも!雪の中で育つので寒さから身を守るために人参があま〜く育つんですよね。そんな人参をつかったクリームスープで、これも超美味しかったです!人参はあまり好きじゃない方だけど、これは格別に美味しかったです♡

青森県産ガーリックポークのリンゴジュース煮

青森県産ガーリックポークのリンゴジュース煮
青森県産ガーリックポークのリンゴジュース煮

 そしてメインのお肉料が出てきました。メインメニューも種類が多くて迷ったので、スタッフの方にオススメを聞いて「青森県産ガーリックポークのリンゴジュース煮」が一番オススメと教えてくれたので、2人ともそちらをオーダーしました。

ガーリックポークとはにんにくを飼料に与えて育てられた豚肉のことです。特に青森県十和田市で飼育されている「奥入瀬や十和田ガーリックポーク」が有名です。てっきり、ガーリックポークって言うからにんにくの味付けの豚肉なのかと思いました!

前に彼と高級銘柄豚が選べるとんかつやさんに行った時に、ガーリックポークって聞いたなと思い出しました!もしよければ、その時のとんかつ屋さんの記事も読んでみて下さい♪

関連記事:原宿ハラカド内!銘柄豚が選べる「プリポー」のとんかつの記事はこちら

 ガーリックポークはかなり柔らかくて、一瞬牛肉と間違えるくらいの美味しさでした。お肉の下にはマッシュポテトが敷かれていて、ソースを付けてお野菜と食べる一皿は格別に美味しかったです。丸くカットされた野菜は大根かカブで、これはかなりお気に入りの一皿になりました。

ベリーのソルベ&クリームのデザート

デザート
デザート

 最後にデザートプレートが提供されました。ソルベはベリー味で、真ん中には2層になったカスタードクリームが乗っています。散りばめられた粉はお砂糖のようです。食後にさっぱりと頂くことが出来ました。ごちそうさまでした。

最後にお会計は現金のみでレジにて会計になるので、キャッシュレス派の方はご注意下さい。

「ポルトブラン」店舗基本情報

店名ポルトブラン
住所青森県弘前市大字本町44-1
アクセス弘前大学医学部附属病院正面
(JR弘前駅から100円循環バスあり)
中央弘前駅から613m
営業日月・火・水・木・金・土・祝日・祝前日・祝後日
11:30 – 15:00
17:00 – 21:00
定休日日曜日(例外あり)
支払方法現金のみ
「ポルトブラン」店舗基本情報

おわりに

今回は弘前で有名なフレンチレストラン「ポルトブラン」のランチコースをご紹介しました。

地場産のものをたっぶり使った美しく美味しいお食事を、雰囲気がありつつも堅苦しくない空気の中でいただく事が出来たので、私達のような観光客にとっては青森県の味をしっかり感じられて嬉しい限りでした。

そしてお値段も手頃で、フレンチ初心者の方でも安心してお食事を楽しめると思いました。弘前に遊びに行った際は、是非こちらのレストランを訪れてみてくださいね♪

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