訪問日:2025年7月14日(月)
1969年オープンの「浅草マノス」へ
いつも会社関係でお世話になっている74〜77歳のおじさま5名と私で会食してきました(笑)「どんな会食だよっ!」て感じだと思いますが、ざっくり言うとその方達は元会社役員で私が秘書なので、現役退任後も余暇のゴルフ場の予約をしています。
それに対して私への御礼会食が年に数回開かれるので、今回はその関係で浅草にあるロシア料理店「浅草マノス」に行ってきました。
食べログ評価は★3.57で、なんと1969年にオープンしたという老舗中の老舗です。ロシア料理店が珍しい中、浅草には4店舗くらいロシア料理店があり、その中でも最古の歴史があるお店がマノスです。ロシア料理だけでなく、洋食も多いです。
プリフィックスなディナーコース
いつもならお店の外観や店内などの写真を撮るのですが、さすがに目上の方ばかりだったので写真はお料理のみとなります。そして、ご馳走していただいたので値段は分かりません。
実はこのお店に来るのは2回目で、元役員の方の1人が浅草に住んでいるので大体会食は浅草になる事が多いです。
アンティパスト

こちらはコースの1皿目の前菜です。お店の方曰く、日替わり?で変わるようで、「今日の前菜がお肉だから、メイン料理はお肉でない方がオススメですよ。」と教えてくれました。
ローストビーフより厚切りのビーフに、刻まれた香味野菜がのっているお肉サラダのような前菜でした。とっても柔らかくて美味しかった〜♪
もっちもちのパン

こちらは食パンで、かなりもっちりしていて美味しいです。最近食べるレストランのパンが軒並み美味しくてテンション上がります♡浅草に住んでいる方曰く「これはペリカンのパンな気がする」と仰っていて、私もそうかも!と思いました。
今年の冬に浅草名物・「ペリカン」の食パンを使ったお料理が楽しめる「ペリカンカフェ」に行った記事もまとめているので良かったら見てみて下さい。
直接お店の方に聞いたわけではないのでペリカンのパンがどうかはあくまで推測ですが、とっても美味しかったです。皆でシェアしてテーブルの真ん中にあるバターを塗って頂きました。
つぼ焼きスープ(オススメ♡)

ここからはメニューから選択する事になりますが、前回このお店に来た時にすっごく美味しい!と印象に残っていたのがこの「つぼ焼きスープ」。他にはボルシチスープなどもあります。
クラムチャウダーのようなホワイトソースの濃厚スープが入っていて、チーズときのこのコクがこの小さなカップに凝縮され、ギュッと詰め込まれています。
その上にもっちりした生地の熱々のパイで蓋がされています。最初は熱すぎて手で触れないのですが、少し冷めたら外してスープにINするといい感じで食べられます。
持ち手部分にキルト地の可愛い布が挟んであったのですが、これが大活躍。熱いカップも難なく支えられます。人によってキルトの柄が違っていて可愛かったです。細かな心遣いがうれしいですね。またマノスに来たら飲みたいスープです。
元祖キャベツロール(人気NO.1)

こちらは浅草マノスの1番人気商品「元祖キャベツロール」です。似ている名前ですが、ロールキャベツとは全く別物のメニューです。
キャベツの上品な甘みと酸味が挽き肉を包んでいます。ナイフで切ったあとは柔らかすぎてフォークでさせません。飲み物と言っても差し支えないくらい柔らかいキャベツロール。付け合せのお野菜(マッシュポテト・キャロット・ミニトマト・ほうれん草)もほろほろで全部美味しくて、これもまた頼みたい!!
メインは他にビーフストロガノフなど4種類から選ぶことができます。どのメニューも美味しそうでしたが、初めてマノスを訪れるなら「元祖キャベルロール」がオススメです。
お酒も一通り揃っていて、私はビールと赤ワインを1杯ずつ頂きました。(飲みすぎないように注意!)
ロシアンティー

あっという間にコース料理が終わってしまい、最後に食後のコーヒーか紅茶が選べます。コーヒーを頼んでいる方が多かったですが、私はロシアンティーを選びました。
マノスのロシアンティーは紅茶の中にいちごジャムを入れて飲むスタイルでした。調べてみると本場ロシアではジャムを紅茶の中で溶かすよりも、ティースプーンで少しずつ食べる事が多いみたいです。ジャムの容器がロシアっぽくて可愛いですね。
ちなみにロシアンコーヒーは、グラスの周りにピンクのお砂糖が付いていて、ソルティドッグの甘い版みたいな見た目のドリンクでした。
絶妙に似ていないマトリョーシカ
私達が座っていた席は入口から入って左側にあるテーブル席だったのですが、そこの近くにマトリョーシカが置いてありました。
「マトリョーシカ(Matryoshka)」とは、ロシアを代表する民芸品のひとつで入れ子式になった木製の人形です。マトリョーシカって存在は知ってるけど、意外と本物って見たことないですよね(笑)

外観は色鮮やかな民族衣装を着た女性の姿をしていることが多く、一番大きな人形の中に次々と小さな人形が入っていて、5〜7体ほどになっていることが多いそうです。
私が気になったのは、アメリカの歌手「レディー・ガガ」のマトリョーシカが置いてあったこと(笑)絶妙に似ていないところが笑える…!名前書いてなかったら気づかないかも(笑)
「来年、レディー・ガガの東京でのライブチケットが当たったから行くんですよ〜♡」って言ったら、皆さんポカンとされていました(笑)
当たり前だけど70代の男性とは話が合わないよね(笑)私が全く知らない昭和の歌手とかの話をされて、「え?〇〇知らない?!」とか言われるもんな〜!私もテキトーに聞き流しているので、テキトーに聞いてくれたら良いです。

あとは映画「アバター」に登場するナヴィ族のネイティリのマトリョーシカもありました!ロシアの民芸品なのにめっちゃアメリカに傾倒している!と思って、そこもクスっとしてしまいました(笑)
「アバター」はアメリカのフロリダにある「ウォルト・ディズニー・ワールド」にアバターエリアとアトラクションがあるので、全部映画を見てから渡米したのを思い出します。
その時毎日朝の6:00起きで連日テーマパークで遊んでいて疲れがピークでした(笑)アメリカ人はアトラクションに並ばないとか言われていながら、3時間くらい待って死に寸でした…。今となっては笑える思い出♪
もし座った席がマトリョーシカの近くだったら面白いので、是非見てみてくださいね〜!
マノスのお手洗いについて

最後にお手洗いについて記載しておきます。お手洗いはお店の奥に1個だけあり、男女兼用でした。だけど綺麗な感じだったので不快感はまったくありませんでした。
面白い造りだなと思ったのは天井まで鏡張りになっているので、自分のトイレ姿が自分で見えます(笑)なんで天井までミラーにしたんだろう?(笑)
「浅草マノス」は浅草寺の入口から見て裏に位置しているので、毎年7月初旬に浅草寺で行われる「四万六千日 ほおずき市」で買ったと思われる”ほおずき”が飾ってありました。
「浅草マノス」店舗基本情報
店名 | 浅草マノス |
住所 | 東京都台東区雷門2-17-4 |
アクセス | 東京メトロ銀座線【浅草駅】徒歩3分 東武伊勢崎線【浅草駅】徒歩4分 都営地下鉄浅草線【浅草駅】徒歩4分 つくばエクスプレス【浅草駅】徒歩7分 浅草駅(東武・都営・メトロ)から187m |
営業時間 | 月・水~金 ランチ:11:30~15:00(L.O. 14:00) ※ 平日ランチは14:00までに来店の必要あり ディナー:16:30~22:30(L.O. 21:00) 土・日・祝日 11:30~22:30(L.O. 21:00) |
定休日 | 火曜日 |
座席数 | 30席(個室なし) |
おわりに
いかがでしたでしょうか?浅草寺に近く、浅草駅からも徒歩3〜4分で着くので、浅草観光の際にピッタリだと思います。浅草で1969年から続く、ロシア料理の先駆者的名店です。
ロシア料理ってよくわからないな〜と思っても、洋食メニューも多いので洋食が食べたい気分だったら間違いないと思います♪
同じコースメニューでもディナーよりランチの方がお得な値段なので、まずはランチから行ってみるとお得に楽しめると思います。ごちそうさまでした。