東京都北区にある桜の名所、飛鳥山公園とは?
訪問日:2024年4月6日(土)
東京都内でお花見をしたいけど、あまりに混雑している場所はちょっと行きたくないな…と思いませんか?
この記事では約600本以上の桜がある飛鳥山公園が意外と穴場で混雑が少なく、桜の下でレジャーシートを敷いてお花見を楽しめる公園であることを紹介しています。
飛鳥山公園基本情報
名称 | 飛鳥山公園(あすかやまこうえん) |
住所 | 東京都北区王子1-1-3 |
アクセス | JR京浜東北線 王子駅(中央口か南口)から徒歩で2分 東京メトロ南北線 王子駅(1番出口)から徒歩で3分 都バス 飛鳥山停留所から徒歩で4分 |
開園時間 | 終日開放 |
駐車場 | 大型3台、普通車19台、身体者用3台 8:30~18:30(有料) |
桜の本数 | 約600〜650本 |
飛鳥山公園の魅力
飛鳥山公園の基本情報は上記の通りです。この公園の1番の魅力は駅チカなところです!!JR京浜東北線 王子駅から徒歩2分未満となっていて、この駅は飛鳥山公園に行くためにある駅と行っても過言ではないです。
都会の公園って駅から少し遠い場所が多いですが、ここは駅からすぐにアクセス出来るので荷物を持っていたりしても簡単に行けるのが魅力です。
駅から近くアクセスがいい反面、駐車場が少ない(有料)ので車でのアクセスはあまり向いていません。出来れば電車かバスで行きましょう♪
また、桜の木の本数も約600本とたくさんあり、桜の名所となっています。東京都北区にある公園ですが、意外と知名度が低いのか混雑しすぎていない所も嬉しいポイントです。
飛鳥山公園の歴史
江戸時代中期、徳川吉宗が享保の改革の一環として整備を行い、行楽の地として江戸庶民に開放したのがこの飛鳥山公園の始まりです。1873年(明治6年)には日本最初の公園の一つに指定された歴史ある公園です。
吉宗の治世の当時、江戸近辺の桜の名所は上野公園内の寛永寺程度しかなく、お花見の時期は風紀が乱れたそう。このため、庶民が安心して花見ができる場所として1720年頃に桜が植えられこちらの公園が整備されました。
まさか江戸時代から続く公園だなんて、もの凄い歴史を感じますね。私は子供の頃に電車で数駅で行ける場所に住んでいたため、お母さんと一緒にこちらでお花見と遊具で遊んだ記憶があります。大人になって初めて来たのですごく懐かしかったです。
レジャーシートを敷くことや、宴会は出来るの?
夕方16:00〜18:00頃まで公園に滞在していましたが、お花見を楽しむ沢山の人が居ましたよ〜♪全体的に曇っていて雨が降らないか心配でしたが結局大丈夫でした。
写真のようにテントを張っている方も居ましたし、私達もレジャーシート持参でお花見を楽しみました!ここは桜の真下でレジャーシートが敷けるエリア、桜広場です。
飛鳥山公園でピクニックができる場所は4ヶ所!
飛鳥山公園でピクニックができる場所は、①児童広場 ②芝生広場 ③多目的広場 ④桜広場の4ヶ所です。
①児童広場
飛鳥山公園のシンボルともいえる大きなお城の滑り台がある場所が児童広場です。細かな砂利が敷かれていますので、テントやレジャーシートを広げてのピクニックには不向きですが、砂場の近くに設置されているおうち型をした休憩所やベンチでお弁当がたべられます。主に子供が居る家族向けです。
②芝生広場
児童エリアの東側の広場は、飛鳥山公園で唯一、テントが張れる芝生の広場です。簡易的な小さなテントでしたらレジャーシートが敷けるエリアでも大丈夫です。芝生エリアは狭めです。
③多目的広場
レジャーシートを広げてピクニックをするのでしたら、噴水がある多目的広場がおすすめです。屋根付きのベンチやテーブルはありませんが、噴水の近くにある石のオブジェに腰掛けてお弁当を食べることも出来ます。
④桜広場
桜広場にはベンチや休憩所はありませんが、所々にレジャーシートが敷ける芝生があります。実際に私達もお花見で訪れたので桜広場の桜の木の下でレジャーシートを敷いてお花見を楽しみました。
3月下旬〜4月上旬の桜の見頃には、花見客のブルーシートで埋め尽くされる丘ですが、お花見の時期以外は比較的閑散としています。
飛鳥山公園周辺の飲食店は?
今回のお花見はお昼でもなく、夜でもない夕方に行ったのでガッツリ飲食はしませんでした。とは言え、軽くなにか食べたいので王子駅周辺で食べ物の調達に行きました!
飛鳥山公園と反対側の出口は栄えた駅前なので基本的になんでもあります。私達はマックが食べたかったので飛鳥山公園を下山して王子駅方面に戻り、中央改札口方面から出るとすぐにマックを見つけました。
コストコで買った物を夜ご飯に食べるつもりだったので、ポテトLサイズとチキンマックナゲットを買って桜の下で食べました〜♡出店とかないかな〜?と思って探してみましたが4月はもうやってないみたいです。公園に行く前に食べ物を手配してくると、動きに無駄がないですね。
桜開花中は夜桜ライトアップもあり
4月上旬までは園内にぼんぼりが灯り、日没〜21:00頃まで夜桜見物も楽しめるようになっています。ぼんぼりは風情があって日本の春!って感じがします。
私達は18:00過ぎ頃までしか居なかったので、もうちょっと暗くなると夜桜の写真もより綺麗そうですね。
21:00以降は宴会が禁止となるようなので、それまでには切り上げて帰りましょう♪
おわりに
春の青空に映えるピンクの桜が好きなので、お天気が曇りだったのが心残りな2024年のお花見でした。
ちなみに、飛鳥山公園にはアスカルゴと呼ばれるたった2分で頂上まで着くモノレールのような乗り物があります。実は公園入口から山頂まで高低差が約18mほどあり、バリアフリー設備のために作られたとのことです。
この乗り物が大行列になっていて、この列に並んでいる人は横から登れるの知らない人たちなのかな?と思って横目で見ていました。元気な人は全く乗る必要ないので、間違えて並ばないようにしましょう!(絶対乗りたい!って人は桜の時期は行列覚悟で頑張ってください!)
来年はまた行ったことのない場所にお花見に行きたいな〜♪