訪問日:2025年9月9日(火)
東京・恵比寿で食べた味の本場を体験♪
今回の7泊のハネムーンでは2回リッチなディナーを食べに行きました♪ハンバーガーやホットドッグもアメリカらしくて良いですが、やっぱり素敵なディナーにも行きたいですよね♡

その中で、ロサンゼルスに着いたその日に行ったのが、ビバリーヒルズに本店がある「ロウリーズ・ザ・プライムリブ・ビバリーヒルズ本店」です。
こちらのお店の名物であるプライムリブステーキとは、牛の「リブロース」を塊のまま、じっくりとローストして作られる、厚切りのローストビーフのことです。一般的に、専用のシーズニングでマリネし、オーブンで時間をかけて焼き上げ、提供時に好みの厚さに切り分けて提供されます。
実はこのお店、東京の恵比寿ガーデンプレイス内にも入っていて、私が25歳の時に運転免許が取れたお祝いで1度行ったことがあります。「ロウリーズ・ザ・プライムリブ恵比寿ガーデンプレイス店」の食べログは、リンクから飛べるので気になる方は見てみてください。2025年百名店で、評価は★3.61の高評価店です。
このお店の予約方法について
日本国内の旅行だと、レストラン予約の際は電話予約だったり食べログなどで簡単に予約できると思います。海外だとツアー以外でどうやって自分で予約したらいいのか迷いますよね。
私が海外旅行に行くときは自分の好きなようにアレンジしたいので、いつも個人手配です。ハワイに行った時とかも、よく「Open Table」というレストラン予約アプリから予約を取ります。

日本に居ながら、海外のレストランを普段と同じ流れで簡単にネット予約出来るので重宝しています。アプリのアイコンはこんな感じです。人気のレストランに確実に行きたい場合は、是非トライしてみて下さい♪

今回のロサンゼルス滞在中に、確実に行きたかった人気のレストランを2つ予約しました。ビバリーヒルズではロウリーズ、サンタモニカではウォーターグリルというレストランです。しかもある程度日本語で表示してくれるので、英語が不安な方でも使えると思います。

さらに便利なのが、お店へチャットでメッセージを送れること♡私達はレストランに行く前に「グリフィス天文台の夜景」を見に行っていて、渋滞で予約時間の21:00に遅れそうでした。お店に連絡したいけど電話するのは英語がやや不安だし、国際電話で高額請求が来たら嫌なので、Uberに乗っている間にお店にTEXTを送りました。
ちゃんとお返事も返ってきたので安心!Open Table、とっても便利と感じた出来事でした♡
ビバリーヒルズ本店の店内について

「ロウリーズ・ザ・プライムリブ・ビバリーヒルズ本店」の店内はこんな感じで、とってもゴージャスな雰囲気です。外国で高級レストランに行くと、日本以上にドキドキしちゃいますね。記念日やちょっと素敵な日に行くのにぴったりなレストランです。

私達が座った席はこんな感じで円形のソファ形になっていて、スタッフの方が私達が席に入りやすいように、テーブルを手前に引いてくれました。人数が多い場合は店内中央の円卓や大人数で使えるような席になると思います。
座席数が明確に記載してあるサイトを見つけられなかったのですが、結構大きい店内なので比較的予約は取りやすいんじゃないかと思います。
本場アメリカのロウリーズのメニューについて
まず、席に着いたら感じの良いスタッフの方が私達のテーブルを担当しますので、よろしくと挨拶してくれました。外国のメニューではあるあるですが、やっぱり文字だけのメニュー!

書いてある英語はそんなに難しくないものの、やっぱり絵がないとどんなメニューか想像しにくいですよね。メニューの見方としては真ん中がメインのステーキ、左が前菜・サラダ・スープ、右がサイドメニューです。
真ん中に濃いピンクで囲ってある部分が、このお店の売りの「ロウリーズ・クラシック・プライムリブ・ディナー」と記載があるので、この中からお肉のサイズを選んでオーダーするのがベストだと思います。
- Tokyo Cut 小さめのカット 約120g $51
- California Cut 軽めのカット 約180g $55
- English Cut 3枚で薄めのカット 約200g $59
- Lawry Cut 伝統的で最も人気のカット 約300g $69
- Diamond Jim Brady Cut 最大級サイズの特大カット 約450〜500g $85
- Beef Bowl Double Cut 通常のサイズの2倍相当 約600g以上 $105
お肉のサイズごとに名前が付いていて、とっても可愛いです。4番目に大きいLawry Cutが人気って事ですが、本当?!普通に考えてTokyo~Englishまでが食べられる限界だと思うんですが、肥満大国アメリカ、恐るべしです…(笑)
メニューの上から5番目に大きなお肉のDiamond Jim Brady Cutの、Jim Bradyって誰だろう…?と思って後から調べてみると、実在した19世紀末~20世紀初頭のアメリカの実業家で、豪快な食事と贅沢な暮らしぶりで有名だった人物だそう。
ロウリーズ創業当時(1938年ロサンゼルス本店開業)のメニューに、彼のようにたくさん食べる人向けとしてこの名がつけられたんだって〜!まさに大食漢!!

そして、お食事メニューの裏にはお酒のメニューが記載されています。左側がカクテル、右側がワインメニュー。全然どのお酒がいいかわからなかったので、キャストの方に聞いておすすめを頼んでみる事にしました。
実際にオーダーしたメニューについて
私達はプライムリブステーキのCalifornia Cutをオーダーすることにしました。こちらはセットメニューになっていて、ステーキが来る前に大きなボウルの中でドレッシングを混ぜ混ぜしてくれるサラダが最初に付いてきます。
The Famous Original Spinning Bowl Salad
こんな感じで大きなよく冷えたボウルの中でドレッシングとよく和えて、目の前で提供してくれます。ドレッシングはオレンジ色なんですが、サウザンアイランドドレッシングと言うより、チーズドレッシングっぽい感じの味がしました。

1人分をこんな感じで取り分けてくれました。クルトンがカリカリに焼けた大きめの食パンを使っていてサクサク食べ応えも抜群。具材はシーザーサラダっぽい感じです。量は思っていたよりも少なめだったので、良かったです。
Sourdough Bread

こちらはサワードウブレッドです。メニューに含まれているって記載は無かったんですが、ロウリーズではプライムリブを注文すると、この温かいサワードウがサーブされる事があるみたいです。ちなみに東京では付いてこないようです。
サワードウブレッドは名前の通り “sour=酸味のある生地” が特徴です。日本では全く馴染みのない名前のパンですよね。よく味わって食べるとちょっと酸っぱみを感じます。天然酵母(ワイルドイースト) と 乳酸菌 を使って発酵させるので、乳酸菌が生み出す ほのかな酸味 が感じられます。
酸味といってもレモンのような鋭い酸っぱさじゃなくて、「ヨーグルトやチーズみたいな、まろやかで香ばしい酸味」が特徴。実は私も初めて食べたんですが、サワードウブレッドはアメリカでは超定番のパンで、サンフランシスコ発祥と言われています。
このサワードウブレッドがとびきり美味しいかと言われると、そんな事もないんですが(笑)日本ではなかなか食べられない珍しいパンを味わえたと思うと素敵な体験でした。
キャストおすすめのウォッカカクテル

ドリンクメニューはお料理メニューよりも何が良いか分からず、注文に時間を要していたので、キャストの方におすすめを聞きました。
聞いたけどよくわかんない!「とりあえずじゃあそのおすすめで!」っていって出てきたのが、おそらくウォッカベースでイタリアのスパークリングワイン 「プロセッコ」やミント、グレープフルーツをMIXしたカクテル。隣に写っているのは、普通のお水です。チェイサー。
う〜〜ん、これ美味しいかな?!甘みは全く無くて、ちょっと苦い中に爽やかさがある感じのお酒。私には合わなかったかも(笑)なんかもういっそのこと赤ワインのグラスとか頼んでおけばよかったかも。これはちょっと失敗でした。
Mac& Cheese・Creamed Spinach

こちらはセットではなく、サイドメニューなんですが異様なボリューム感で登場しました。思っていたサイズと違う(笑)私、アメリカ料理で一番好きなのがマッケンチーズなの!♡
2024年1月にフロリダに行って、WDWの中のトイ・ストーリーをテーマにした最新レストラン「ラウンドアップ・ロデオ」に行って、たまたまそこで食べたマッケンチーズに衝撃を受けて!!「マカロニとチーズだけなのになんでこんな美味しいの?!」って思って大好きになりました。
あと、ステーキを食べるならやっぱり欠かせないのがクリームドスピナッチです。クリームソースで和えたほうれん草なんですが、洋風にするとこんなにほうれん草が輝くのか!って味になります。本当に美味しいので、おすすめです。
Lawry’s Classic Prime Rib dinner California Cut
いよいよメインのプライムリブステーキの登場です。ここに来るまでに色々なメニューが登場したので、食べ切れるか心配(笑)私達はせっかくなのでカリフォルニアカットにしたけど、最小のトーキョーカットでも良かったかも…。
ロウリーズの名物「カービングワゴン」で席の近くまで来てくれて、スタッフがテーブル横で切り分けてくれます。(動画参照)

メインのプライムリブに加えて、マッシュポテト・ヨークシャーパンプディング(英ヨークシャー地方のプディング)といった付け合わせがつくことが多いです。
めちゃくちゃ分厚いカットで驚きました!25歳の時に行った恵比寿店では、もっと薄いカットだった気がしてたので。(8年前なので記憶が薄いですが…)お肉のジューシーさや旨み、焼き加減もとっても良くて美味しかったです。
でも何より量が多すぎてまず全然食べきれません!ただ、アメリカはお持ち帰りが当たり前で、日本みたいに恥ずかしい事ではないのでその点は助かりました。半分以上残ってしまったので、BOXに入れてもらってホテルに持ち帰りました。
こちらはハプニング動画なんですが(たまたま夫が動画を回していたら、撮れた奇跡のシーン)、パンプディングをキャストの方が切り分けてくれてたんですが、運悪くお肉のソースのところにダイブして、夫の白いTシャツに跳ねるという悲劇…!!!!
その時は本当に「大丈夫?!」って心配な気持ちになったんですが、あとからジワジワ笑いが込み上げてきて、アメリカ滞在中この動画何回も見返してはケラケラ大爆笑していました(笑)あ〜〜面白かった!あんな遠くからパンプディング飛んでくるなんて!
キャストの方もかなり焦っていて、ソーダ水を付けたタオルをくれて、ホテルに戻ったあとは私がオキシクリーンを持っていたので(準備いいでしょ)、オキシ漬けして無事にソースのシミは取れました!!
Rusberry Cake

最後に残ったお料理をBOXに入れてもらったあと、さあ帰ろう!と思ったら、なんとデザートが出てきました!!「え?!この量食べた後にまだデザートあるの?!」となんとも苦しい気持ちになりました。しかも、めっちゃ甘いケーキ。
だけど不思議なことに、食べてみるとあと引く美味しさというか、空腹だったらもっと食べたかったなと感じるケーキでした。甘いシロップが付いているんですが、それかな?とっても美味しかったです。
お会計金額について
お会計は一旦夫がまとめて払ってくれたので正確な金額はわからないのですが、多分2人で4万円くらいは行ったんじゃないでしょうか。きゃー!高いね…!(あとからもちろん私も支払いました。)
せっかくの旅行なので、数回の高級ディナーは値段を気にしないで使うのが良いと思っています。ごちそうさまでしたでした。
綺麗なトイレについて
最後にトイレ(英語だとRESTROOM)についてご紹介します。お店を入ってきた入口を背にして右側にありました。ドアを開けると待合室のような個室スペースがあり、その奥にトイレがありました。

こんな感じでパッと見「お手洗いじゃないお部屋に来た?!」って思うくらい綺麗な空間です。小さいながらもスツール付のドレッサーがあったりして、メイク直しも出来ます。

奥のドアを開けてお手洗いに入ると、ゆったりした個室が4個ありました。アメリカのトイレは絶対にドアの下が大きく空いているんですよ。面白いので注目してみて下さいね。
ここは素敵なレストランなので関係ないですが、トイレのドアの下を開けとかないとヤク中だったり、殺人事件だとかいろんな事が起こるアメリカなので、こうなったと言われています。

私がトイレを利用した時がお店の閉店時間に近かったので、トイレには誰もお客さんが居なかったので写真が撮れました〜♪めっちゃ綺麗なトイレだったので安心して利用できました。
「ロウリーズ・ザ・プライムリブ・ビバリーヒルズ本店」店舗基本情報
| 店名 | Lawry’s The Prime Rib |
| 住所 | 100 N La Cienega Blvd, Beverly Hills, CA 90211 USA |
| 営業時間 | 月〜木曜 16時30分~21時00分 金曜日 16時30分~22時00分 土曜日 16時00分~22時00分 日曜日 11時30分~14時00分(日曜日のみランチ) 16時00分~21時00分 |
| 創業年 | 1938年(ロサンゼルス,ビバリーヒルズ) |
| 日本の店舗 | 赤坂・恵比寿・大阪の3店舗 |
おわりに

いかがでしたでしょうか?せっかくロサンゼルスに行くなら、ロサンゼルス発祥のレストランに行ってみたいと思い、調べていたところこちらがヒットしました。ちょうど東京でも行ったことがあったお店なので、1938年創業の老舗の本店に行くことが出来てとっても思い出に残りました。
値段は高いですが、接客もアットホームで外国人の私達にもとっても親切に対応して下さいました。パンプディングが飛んでくるハプニングも今となってはいい思い出です(笑)
日本でも東京に2店舗、大阪に1店舗の計3店舗を展開しているので、気になる方は日本の店舗に行ってみて下さいね〜♪
