バンコク最古の寺、ワット・ポーの見どころを解説

*海外旅行*

訪問日:2024年2月23日(金)

ワット・ポーはバンコクに初めて訪れた方は必ずと行っていいほど訪れる寺院だと思います。有名ですよね。私もバンコクに行く前は全然知識が無かったので、”黄金の寝ている仏像。”くらいの知識で知っていました。

バンコクでは寺院巡り以外にもやりたい事がたくさんあったので、三大寺院のうち二つしか行っていません。行ったのはワット・アルンとワット・ポーです。ワット・プラケオ(グランド・パレス)も行ってみたい気持ちはありましたが、優先順位が低かったので落選です。(笑)ワット・アルンの記事も別で書いているのでご覧ください。

バンコク3大寺院、ワット・アルン訪問記☺︎✴︎

ワット・ポー基本情報

ワット・ポーの敷地内にあるWelcome to Wat Phoの文字。オシャレで近代的ですね。
正式名称ワット・プラ・チェートゥ・ポン・ラーチャ・ワ・ララーム
(通称:ワット・ポー)
営業時間8:00~18:30 
※涅槃仏がある礼拝堂は8:30~16:00
入場料金300バーツ(約1,200円)
※2024年1月1日より入場料が100バーツ値上げ(外国人向け)
ちなみにタイ人は入場無料
住所2 Sanamchai Road, Grand Palace Subdistrict, Pranakorn District, Bangkok 10200
アクセス・MRT(地下鉄) サナームチャイ駅から徒歩5分
・エクスプレスボートでターティアン船着場から徒歩2分

ワット・ポーはアユタヤ時代の創建と伝わるバンコク最古のお寺で、最大敷地面積がある広いお寺です。約80,000m²の面積を有し、これは東京ドームの約二個分の面積になるほど広大なものです。 また、タイ古式マッサージの総本山としても知られるお寺でもあります。

タイ式ヨガ ルーシ・ダットンの体験が可能

外のお庭にタイ式ヨガ(ルーシーダットン)を行う面白い銅像がありました。(笑)これは、タイ国民が石像と同じポーズをとることでヨガを実践できるようにと置かれたものだそうです。

ワット・ポーではタイ式ヨガの「ルーシーダットン」を体験することができます。ヨガはインド発祥と言われていますが、タイ式はインド式とはちょっと違ったヨガで、体操のような感じです。

毎朝8時から約30分行われているので、朝活をしてヨガ体験をしてみるのもおすすめです。予約する必要はなく、 飛び入りで参加できます  

私もヨガが好きなのでやってみたいなと思ってたのですが、スケジュールが合わずに参加できなかったです。朝8:00前にワット・ポー集合ってかなりハードスケジュールです…

ワット・ポーへの行き方、入場料金について

私達は午前中の11:00〜12:00あたりにワット・ポーに行きました。宿泊先のペニンシュラバンコクから向かったので、エクスプレスボートでターティアン船着場から向かいました。暑いのでちょっと歩いただけでも遠く感じます…笑

入口は観光客で大混雑していてチケット購入の列がカオスです。流れに沿って受付のおじさんに300バーツ/1人を渡しました。ちなみに2017年時点では入場料が外国人100バーツだったそうなので、残念なことに年々値上げが著しいです。400円から1200円の値上げは結構な痛手ですね。

見学時の注意事項

暑いのでノースリーブワンピだったのですが、肌の露出は禁じられているので、ここからカーディガンを羽織りました。 えーん…暑すぎ!!

禁じられている服装(主に女性)は以下の通りです。

肩の露出例)キャミソール、タンクトップ、オフショルダー
脚の露出例)ミニスカート、ショートパンツ
足元の露出例)サンダル、ハイヒール
小物類例)サングラス、帽子

人の流れに沿って歩いていくとワット・ポーの見どころ、涅槃仏(ねはんぶつ)がいる礼拝堂へ辿り着きました。ワット・パクナムと同じでここでも靴を脱いで、見学することになります。

素足で入るため、脱ぎ履きしやすい靴が便利です!靴は盗難防止のため、礼拝堂前の箱に靴を入れるビニール袋が用意されており、そちらに靴を入れて中に持参します!

補足:涅槃仏ってどういう意味?

ところで涅槃仏って言葉、知っていますか?私、最初に聞いたときに漢字も読めなければ意味も不明だったのでご説明します。

涅槃仏という言葉の意味はお釈迦様が亡くなる(入滅する)ときの様子を表現している釈迦仏の像のことだそうです。寝ている大仏は、全ての煩悩が消え、全ての苦が無くなった状態で、最も悟りを開いている高度な状態なんだそうです。そしてワット・ポーはラーマ1世によって法を学ぶために1788年に造立され、黄金の涅槃仏はラーマ3世によって造立されました。

ワット・ポー最大の見どころ、礼拝堂の中を解説

礼拝堂の中には全長46m、高さ12mの巨大な涅槃仏が横たわっています。全長の長さは10階建てのビルくらいの大きさがあります。サイズが大きすぎて1枚の写真には収まりきらないです。

そして柱が邪魔だと思うんですが…(笑)ここは涅槃仏の安置のために造られた仏堂なので涅槃仏の周囲は柵で制限されています。

空間にはあまり余裕が無いため進行方向の流れに沿って進みましょう!人が多いのでゆっくり見るのも写真をじっくり撮るのも結構難しいかなと思います。

私は寝ている涅槃仏を初めて見たので、その大きさやポーズに驚きました。やっぱり生で見るのは写真で見るだけとは違い大きな感動があります。

人が多くて止まれない&室内が暑すぎたのでもう少しゆっくり見れたらな〜と思いました。朝早く行けば人も少なそうなので、ゆっくり見たい方は早い時間に訪れるのがおすすめです。

写真を撮る際は、足裏側から撮影すると、頭までの全身を撮ることができます。

涅槃仏の大きさもさることながら、見るのを忘れがちなのが仏像の足の裏です。

この足裏は幅5m、高さ3mで、真っ平らな扁平足となります!
扁平足は“悟りを開いた者のしるし”とされているそうですよ〜。知らないとなんでこんな平らなの?と疑問に思いますよね。何事もちゃんとした意味が込められているんですね。

螺鈿(らでん)細工を拡大した画像です。

そこには仏教の世界観を表した108の図が、美しい螺鈿細工(貝殻を研磨して模様にはめ込んでいく装飾方法)によって描かれています。これらの絵は人々に幸福をもたらすといわれています。

涅槃仏以外の建物やお庭について

また、ワット・ポーは中国の文化とタイの文化の混合様式の代表的な建築の一つとして知られ、中庭には中国の様式を持った像などを飾っているそうです。

ここでの1番の目的を達成したので、礼拝堂を出た後は周囲をブラブラ見学してみました。私達が石に座って休んでいると、親切な欧米人の女性が友達とツーショットを撮ってくれました。ありがとうございます♪

ラーマ1世からラーマ4世を祀る王たちの「大仏塔」。仏塔には中国製の陶器の破片がはめられているようです。

ワット・ポー内はとても広いので礼拝堂以外にも見学をする場所はたくさんあります。しかし、ご覧の通り晴れていて暑すぎたので、長居はせずにお散歩もそこそこに次の場所へ移動しました〜。

おわりに

いかがでしたでしょうか?弾丸旅行で短時間しか観光が出来ない方も多いと思うので、見どころをピックアップして一部分だけ観光するのも大事だと思います。

他にもバンコク関連の記事を書いていますので合わせてご覧ください♪

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